大人なら知らないと困る印鑑証明が必要な場面。今さら聞けない…

こんにちは五代目です。

この記事は2015年10月26日に書いた物ですが、文章が話し言葉で書いていたので2018年12月10日に文章をリライトしました。

紅葉富士
10月も半ばになりすっかり秋ですね。
店の前では銀杏の木は真っ黄色になり葉を大量に落下させます。毎日せっせと回収しないとまだらな絨毯があちこちに(笑

さて、今日は大人なら当然知っていて他人に聞きにくい印鑑登録について書いてみます。毎年秋頃になるとマイホームの購入をきっかけに実印をお求めの方が増えます。なんで秋なんだろ?と疑問に感じる毎年ですが答えが見つかりません。。 ご存知の方教えてくださーい。

話は逸れましたが本題へ↓

「印鑑登録」を行う理由
いくつかのシチュエーションを例に印鑑登録を使う場面をご案内します。そのシーンには印鑑は使う方の言わばカギの役割を果たす事になります。実印が必要な法律行為を行う場合には「印鑑登録証明書」(略して「印鑑証明書」)が必要な手続があります。※住所が変更になった時は住民票と共に移動の手続きが要ります。

印鑑証明書には実印の印影はもちろんのこと、登録している本人の氏名、住所、生年月日など、さまざまな情報が記載されています。第三者によって「誰のものなのか」の正当性が保証されていることからも、重要な取引で用いられます。

それでは「印鑑証明が必要な場面(シーン)」はどんな時でしょうか?

印鑑証明が必要な場面

新しい会社登記(会社設立)の時
会社を設立するときは、発起人や取締役の方の個人の実印が必要になります。個人の実印は、役所に登録をした印のこと表します。
誰でも同じ苗字が彫ってある適当なハンコを買って当事者に代わって重要な契約を結んだり出来ないよう、あなたの印鑑を公的に裏付ける印鑑登録の制度です。新しく会社を設立の場合は定款の認証等で公証役場や法務局で必要となります。この様な法律行為を行う場合には、実印と印鑑証明書を添付し、印鑑が確実に自治体に登録した物であることを証明します。

賃貸物件を契約する時(アパートやマンションの賃貸)
賃貸物件を契約するにあたり、新居先の家主と賃貸借契約を結ぶ時に印鑑登録証明書を提出しなければならない。印鑑登録証明書は、3カ月以内に交付されたものを要求されることが多いです。

マンション、一軒家などの家屋購入・売却
住宅(物件)を購入する時や所有権利を自分の物に登記・移転する際に必要です。マンション販売会社からあなたへの登記移転の手続きに必要となります。
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住宅ローンを組む
一軒家やマンションどちらにも共通ですがローンを組んで借り入れをする際に必要となります。住宅以外にも自動車購入など高額の借入れには審査が必要となります。

抵当権設定
抵当権とは、住宅ローンなどで金融機関からお金を借りる時に不動産に設定する担保のこと。簡単に言えば、支払いができなくなった時にその家と土地を金融機関が持って行きますよ、という権利のことです。

土地の売買
言葉どおりですが、土地の所有者と買う側がの土地の売買をする際に必要。

未成年者の賃貸住宅の入居
未成年の場合は身元保証人として、親の実印が必要になるケースが多いです。また、成人でも連帯保証人を立てて入居が必要なシーンにその本人であることを確実に証明するために印鑑証明が必要になります。

保険金の受け取りや放棄
死亡保険金の手続きの際に相続人全員の印鑑証明書が必要になります。また、放棄する場合にも必要になります。

自動車の購入
全ての場合に必要というわけではなく、普通自動車を購入する際に所有者が誰がなるのか重要になります。また、普通自動車は資産として国に登録するものだからです。そのため、契約書に押印する実印が本人のものであるかどうかを証明するための印鑑証明書が使われます。印鑑証明書には実印の印影はもちろんのこと、登録している本人の氏名、住所、生年月日など、さまざまな情報が記載されています。第三者によって「誰のものなのか」の正当性が保証されていることからも、重要な取引で用いられます。現金でクルマの代金を支払う場合と銀行系のローンを組む際に印鑑証明が必要です。しかし軽自動車を購入する際は不要です。軽自動車は資産に含まないから。軽自動車は検査協会に書類を提出するのみで印鑑証明が不要ですが、ローンを組む場合は銀行印が必要になります。

自動車の売却
所有する自動車の売却する際は自動車を所有する方の印鑑証明書が必要。

自動車の廃車
売却と同じく廃車にする際も必要。
他にも遺産相続の際や会社を設立する際にも印鑑証明書が必要書類です。印鑑証明は市町村役場である公がはんこ(印鑑)を本人の物である事を証明する物のため本人確認に適していると言えます。

マイナンバーカードがあれば交付はコンビニでも
マルチコピー機のあるコンビニエンスストアでは、マイナンバーカードがあれば、印鑑登録証明書の交付を受けることができます。既に自治体に印鑑登録をしておく必要はあります。

最後に印鑑と実印とはんこの違い
皆さんは大切なはんこを「印鑑」と呼んでいますか?それとも名前が彫ってある物は全て印鑑と呼んでますか?印鑑を正しく説明できる方は少ないと思いますが、違いをご説明いたします。

印鑑=役所に届け出をした印影を指します。(印鑑、いんのかがみと書く)
※役所に届け出なされるのは紙に捺印された印影そのものを登録です。材料(はんこ)は役所に保管されません。

実印=役所に登録をした印のこと表します。
※フルネーム彫ってあっても役所に登録していなければ実印と呼ばない。

はんこ=捺印ができる総称ですね。
大きくカテゴリするならばシヤチハタもゴム印もはんこと言えます。

また、印鑑登録する場所は住んでいる地域の役所(役場)住民票の登録がある所にて「印鑑登録」を行います。
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長々と書きましたが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸甚です。
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2018年12月10日に文章をリライトしました。

五代目