アルバイトで実印(印鑑証明書)が必要と言われたけど判断が分からず問い合わせが多い件
ここ数年、実印の用途や必要性についてメールやお電話にてお問い合わせが多くなっています。勤め先から言われたけど「印鑑証明はなぜ出さないといけない」とお尋ねいただく事があります。お話を伺い分かる範囲内でお返事しています。今回も事例になる事があったのでご紹介いたします。
【お問い合わせ】アルバイトの面接に勤め先になる企業へ行った時に雇い主さんから保証人の印鑑証明を用意して。と頼まれた。
今回のケースはアルバイトという立場の雇用の場面で「身元保証人を立てる必要があるのか」そして「印鑑証明も必要なのか」という部分に疑問を感じてご質問を伺いました。
まずは身元保証人として一般的なのは「両親・配偶者」 しかし「年金受給の方や働いていない主婦・主夫」仕事をしていない方は身元保証人になれません。 ということは一般にはご両親が身元保証人になるのでその方の身分を証明してくれる物として印鑑証明を求められる事になります。印鑑証明は実印(自治体に登録したはんこを押したもの)を書類に押してその印影が証明書と同一でないと意味がなく。印鑑証明書があるだけでは本人の確認にはなりません。
身元保証書とは、雇用する従業員が会社に損害を与えた場合、本人と身元保証人が共に賠償責任を負う旨の内容が記載された書面です。 また、2020年4月の民法改正以降は、補償額の上限も記載されるようになりました。
Indeed キャリアガイド編集部 バイトで身元保証人は必要?身元保証書を求められた際の対処法を解説!
印鑑証明証とは
住んでいる市町村役所に登録した印鑑が、登録を行った本人の印鑑に間違いないことを証明する書類。 正式には「印鑑登録証明書」になります。多くの場合お金が絡む事が多いです。特に本人の意思確認が必要な場合に使われます。
実印とは
実印とは、住んでいる市町村役所に登録したはんこのことを指します。登録した実印を押した物が「印鑑」。なので登録した印影=印鑑の証明書のことを「印鑑証明書」と言います。この証明書と実印があることで「本人が実印を使って押した書類」ということが認められます。
- 参考になればと書かせてもらいました。はんこの事ならお答え出来ますが、雇用のことや保証人のことなどは難しいので「弁護士」へあたって見ることオススします。探してみると無料法律相談は各地にあるそうです。トラブルでお困りなら、まずお電話をされることオススメします。下記にリンクを書いておきます。
- 日本司法支援センター法テラス
以上、印鑑登録と印鑑証明書についてのご相談をご紹介させてもらいました。はんこのご注文は何なりとお申し付けくださいませ。
五代目 鶴見