はんこについて試してみよう(正解発表)

こんにちは五代目です。

今回は金沢大学アメリカンフットボール部発行の
2022年 EVERGREEN誌に掲載しました『はんこクイズ』の答え合わせをこちらでします。

2022 EVERGREEN誌を見ていない方でも挑戦してみませんか。以下に問題と答案を記載しておきます。

Q1.印鑑登録ができる年齢は何歳から?
①15才以上
②18才以上
③20才以上

Q2.婚姻届にはんこは必要?
①不要
②必要
③任意(押しても押さなくても良い)

Q3.紙幣に押されているはんこのサイズは何ミリ?
①12ミリと13ミリ
②13.5ミリと15ミリ
③15ミリと16ミリ
※紙幣の表と裏に押されているサイズです。


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シンキングタイム。

チッチッチッチッ、

ポーン。 古っ。。。

【答え】
Q1.印鑑登録ができる年齢は何歳から?
 A.①15才以上が登録することが出来ます。
由来は元服(げんぶく)がもとになっていると言われています。(元服とは、奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われた儀式)
なお、平成28年6月以降選挙権は20才から18才に引き下げられましたが、印鑑登録(実印)はもっと若い15才からを持つことができます。例として義務教育が終了した年齢として考えられます。

Q2.婚姻届にはんこは必要?
 A.③任意(押しても押さなくても良い)
令和3年9月以降から届け出の書類に捺印は義務ではなくなりました。しかし二人の門出に捺印しないで提出される方は少なく、調査によるとほとんどのカップルが届け出には捺印している事が分かっています。

Q3.紙幣に押されているはんこのサイズは何ミリ?
 A.②13.5ミリと15ミリ
表面と裏面(肖像画のある面と反対面)にサイズの違いがあります。
肖像画のある面は15ミリ丸にて、捺印されている印影には『総裁之印』と日本銀行総裁の意味があります。
また、反対面の富士山と桜や「尾形光琳作(かきつばたず)」平等院の鳳凰堂の模様面には発券局長と1,2,1のバランスでデザインされています。
このようにお札には日銀の最高責任者と印刷した責任者のそれぞれの印、が押されていて責任を持って作られた証が記されていると言えます。

以上、ほんの一つトリビアになる『はんこクイズ』でした。

日本に脈々と受け継がれるはんこ文化、ぜひ受け継いで行ってほしいと感じます。

五代目