はんこのキャップが開かない?素早い開け方、安全に開けるには

こんにちは、金沢のはんこ屋五代目です。 (2020年3月16日 リライト)
「はんこのキャップ、実印のキャップが開かないとき」スゴイ面倒ですよね。
手掘りはんこ、手彫りはんこ、どちらでも事は同じか

強引に開けたら、キャップ(さや)が壊れたりはんこそのものが壊れないか心配になったりします。
そんな時に簡単に開ける方法を伝授いたします。

キャップ付きはんこ

■はんこのキャップを手軽に開ける方法。

1)はんこがタテにスッポリ収まるサイズの容器をご用意ください。(オススメは名刺の空ハコ)

2)その容器の中に1cmほどの水を張ってください。

3)水を張った容器に、開かないはんこを立てて入れてください。(開かないキャップの面を下にして)

4)10分位待つ。

水気を拭いて、ゆっくりとキャップを回してください。いかがでしょう。
スッと開く筈です。

もし、それでも開かない厄介な場合は、
乾いたタオルにはんこを包んで大事に冷蔵庫へ入れてみてください。

時間にして約10分ほど。
(レイトウコではありません。れいぞうこへ入れて下さい。)
きっと、スッと開く筈です。

【お問い合わせが多いので追記します。2020.3.16】
それでも開かない時は「100均などで売ってる滑り止めシート」これが使えます。
はんこの軸とキャップをすべて包み両手でひねってみてください。(豪腕の男性が活躍する時!)
怪力で一気に開けてしまうと破損の危険も伴うのでゆっくりとトルク(力)をかけてみてください。

もし、滑り止めシートがない時は「輪ゴム」でも代用できます。
開かないキャップに5本くらいぐるぐる巻いて急を凌いでみてください。
滑り止め付きの手袋でも良いと思います。

■はんこのキャップが開かない原因↓
1)はんこに朱肉を付けたままキャップを締めている
2)保管している部屋が冷房や暖房の寒暖の差が激しい場所にある。

キャップ開かない!は冬によく起こる現象なのですが、夏場でも稀によくある事です。
印面(彫刻面)の朱肉を拭かないで、朱肉がついたままキャップを閉めるとよくなります。
法人の実印や個人のはんこでもキャップの付いている実印・認印をお使いの方はご注意くださいませ。

■はんこのキャップが開く様に再発防止策。
捺印した後は、彫刻面に朱肉を残さない様に拭いてから仕舞う。キャップ内の湿度を乾燥させておく。
なるべく寒暖の差がなるべく出にくい場所ではんこを保管する。

それだけです。
意外とカンタンなのですが、難しいのです。

いかがでしたか?
それでも解決できない場合は金沢のはんこ屋まで連絡いただきましたら
何かアドバイスできる事があると思います。

【リライト2020.03.16】

金沢のはんこ屋ー手掘りはんこツルミ印舗
五代目