手彫りの印鑑を銀行印に勧める三つのワケ。自分の名前は素敵に押したいでしょー
銀行印とは、
『金融機関に登録する印章』通帳とともに、大切な財産管理の役を担うもの。
認印とは違うことは理解は出来ているけど、果たしてどんな違いがあるのでしょうか?
はんこの大きさ(サイズ)に銀行印と認め印に違い決まりはあるのか?
そんな疑問を解消するため、はんこ屋五代目が解説します。今回はごく普通のパターンで書いてみます。
契約書類や回覧板など簡単な書類にサクッと捺印するのが『認め印』です。
あまり大きすぎると名前とのバランスや書類からはみ出してしまう事があるので小さめの9mm丸や10.5mm丸サイズを選ぶことが一般的。
※よくある既成品のはんこは10.5mm丸が多いですが、
彫る文字書体をキッチリ選定ならば既成品と混同することはないでしょう。
銀行印として相応しい大きさ(サイズ)は?
認め印が小さめのサイズが普通ならば、その一回り大きいサイズを選ぶ事がごく普通。
認め印よりも一回り大きいサイズならば12mm丸か13.5mm丸がごく普通のパターン
銀行印はヨコ彫りが良いと聞きますが、なぜでしょうか?
銀行印がなぜヨコ彫りが良いのか諸説あるようですが、一番有力と考えられる理由として
お札の束を縦に積み上げると、ある高さで山が崩れるけれど
横に並べると、山は崩れない。とか
預金が流れ出ない様にヨコに文字を彫るという俗説を聞きますね。
文字の組み合わせによってはタテの方が素敵な場合もありますし、
必ずヨコ彫りが良いとも言えません。 一般的にはタテに彫ります。
手彫り銀行印を勧める理由
・「判を捺すということ」
書類にはんこ(印)を捺すことは「その内容(書類)を認めた」ということ。
即ち本人の唯一無二の証。
セキュリティ=「認証」ということになります。たとえ認め印であっても印を捺すことは大切な事です。
それが実印(印鑑証明証付)であれば尚さら重要です、法律上からも捺印してある書類はとても重要なものとなります。
・「同一の鋳型」
既成品のはんこ、や機械彫りのはんこは、鋳型に流し込む「同一の鋳型」のようなもの。
同じデータを入力さえすれば、同じはんこを作ることが出来てしまいます。
はんこは、オンリーワンでなければならない物です。
・手彫りのはんこには「想いを込めて彫刻」
手で彫るということは、文字も手で材料に直接書いて彫ります。
(鏡文字と言い逆の文字を彫刻します)
細かい調整を施して「枠の太さ」・「文字のバランス」・「文字の躍動感(勢い)」など変化を付けることができます。
例えば、女性の方が末永く使う実印をご注文されたとします。
その方は見た目にキュートで小柄な方でした。想いを尋ねると今は独身だけどいつか結婚を望んでいました。
このお客様には、文字はやや細めに角を丸く仕上げて優しさが感じられる文字に整え
愛情が感じられる様に、文字を彫っている際はどんな幸せが舞い込んでくるのか想いを込めて彫刻させてもらいます。
男性には男性らしく、女性には女性らしく。
はんこを変えて開運を願うのではなく、職人は想いを込めて彫刻し使う方もどんな運気が舞い込むのか想いを馳せ日々お使いいただければ幸いなのではないでしょうか。
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金沢のはんこ屋/鶴見印舗では、ご注文される方の想いを丁寧にお聞きして銀行印を作ることができます。
実際に実店舗へご来店のお客様には、彫刻素材(はんこの材料)を持ち比べていただいて
重さや素材の手触りを実感いただいて末永くお使いになる銀行印選びをいただけます。
ネットショップでは感じることが出来ない部分を実店舗で体験いただければ幸いです。
お子様の誕生お祝いや就職・昇進をきっかけに銀行印を新しくお求めの方に
手彫りの銀行印は最適な記念になります。
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