手彫りはんこの選び方
手彫り印鑑の選び方
印材(はんこの材料)は手触り・重み・光沢、や物に触れた時の音などの
自分の手と目と耳で感じた「形成の徳(美)」がなければならない。
と、職人は話します。
はんこは、購入してから次第に使用範囲が広がり重要性が増すもの。
安易に購入したはんこが銀行印になってしまってからでは得を得ません。
安い物を次々に変える事は「失う物あって益する物なし」と思います。
印面(彫刻面)が不変の材料を選ぶ事は大事な事です。
では、不変の材料とはどんな物でしょうか
硬い材料として挙げるなら
◆象牙です。
朱肉の付きがよく捺印に鮮明なことから古来「印材の王様」と言われてきました。
人の歯と同じエナメル質をしている事も特徴です。
次に
◆水牛(黒水牛)
天然素材のため完全に真っ黒な素材は少なく黒く染色した黒水牛の印材がほとんどです。
繊維質で出来ているので粘り気があり磨減度が少なく実用性に良い材料。
以上の二種類が不変の材料です。
■手彫りのはんこの特徴
・彫りの美しさ
職人が彫る文字には手で彫る美しさが現れます。文字の際の部分はやや盛り上げて何度捺印しても曲がることのない様
工夫をして彫られた土手の部分は滑らかな曲線を描いています。また、文字以外の部分でも美しく保つ様
ちりめん波絵模様を彫刻刀で表現します。手彫りの彫刻刀で彫っただけではなく波模様をつけています。
・文字の安心感
文字を形作る線は勢いをつけ、時には滑らかに時には力強さを表す。
その文字からは安心感さえ漂う様に研ぎ澄まされた職人の手彫りの彫刻です。
完全手彫りで彫る
これらの技術を使い丁寧に、大切につくり、気持ちを込めじっくりと彫刻しております。
きっとどんなご両親も安心していただける“はんこ”に仕上がります。
いかがでしたでしょうか、ご不明な事は何なりとお問い合わせからご連絡いただければ
個別に対応させてもらいます。
金沢のはんこ屋-ツルミ印舗 五代目